インド人のカレーと日本人のカレーの違い
日本人にとっては国民的メニューであるカレーですが、日本のカレーはご飯の上にとろみのついたルーをかけて食べるものです。しかし、カレーの本場インドのカレーは、日本のカレーとは違います。
インドのカレー料理には、たしかにターメリックなどのスパイスもつかわれていますが、各過程で様々なスパイスを調合して、独自のものを作って料理の味付けをしています。このスパイスの総称を、インドではカレーと呼ぶのです、
南インドで使われているタミル語で、スパイス類で煮込んだものを「kari」といますが、それが英国人によって「curry」となり、日本に伝わったのです。
インドでのカレーの認識は、日本ではそばつゆや炒め物、煮物などのベースにしょうゆが使われるようなものです。