ホットドッグの由来と語源
ホットドッグを英語で書くと「hot dog」、直訳すると熱い犬であり、言葉のみからはソーセージを挟んだパンを連想する事は容易ではありません。この名前がついたのにはきちんとした理由があります。
ホットドッグが生まれたのは1901年です。もともとアメリカでは野球場などでは焼いたフランクフルトが売られていましたが、ある時、野球場でアイスクリームを売っていたハリー・スティーブンという人が冬に売る食べ物を考えた末に、フランクフルトをパンにはさんで食べるという食べ物を考案したのでした。この人気はすさまじく、用意したホットドッグは全て一時間で売り切れるほどでした。
この時スタジアムにいた漫画家のタッド・ドーガンはこのすさまじい売れ行きを伝えようと、パンにダックスフントが挟まっているイラストを書いたのですが、彼はdachshundの綴りを思い出すことが出来ず、やむなくhot dogと書きました。
これが瞬く間に全米に広まり、ホットドッグの名で親しまれるようになったのでした。