餃子が三日月の形をしている理由・由来
ギョーザは三日月形をしています。これにはきちんとした理由があるのです。
最も有力な説では、中国で流通していた貨幣を象ったものだと言われています。中国最後の王朝である清の時代まで使われていた「元宝銀」という馬の蹄の形をした銀貨を象ったものだと言われています。
このため、ギョーザを食べると財を成すといわれており、縁起のいい食べ物として祝いの席で食べられるようになりました。中国では正月や結婚式、出産などのさまざまな祝い事の席で、ギョーザが山ほど出されるのです。
また、中国には、正月に食べられるギョーザの中には1〜2個の中にお金を忍ばせるという風習もあり、このお金いりのギョーザに当たった人は、その一年間お金に困らないと言われています。