カップ生麺は麺が生なのに長期保存できる理由

カップ生麺は麺が生なのに長期保存できる理由

普通、生麺は日持ちしないものです。冷蔵庫に入れておいても一週間以内には食べなければならないほどです。しかし、インスタントのカップ生麺は数カ月の保存が可能です。これはなぜなのでしょうか。

カップ生麺が長期保存できる理由は、真空パック技術を用いているためです。工場で真空パックされて製造されるのですが、密封作業はICチップを製造する工場なみのキレイさであり、クリーンルームの中で行われています。

このため、パックされた中は完全な無菌状態になります。真空状態ということは生麺が酸化する可能性はないと言う事であり、完全な無菌状態ということは、パック内にカビが生えたり、細菌の繁殖によって劣化したりすることがなく、数ヶ月間おいしく食べることが出来るのです。