冷凍食品の賞味期限はマイナス18度の設定
冷凍食品の利点は、何と言っても長期に渡って味や栄養を損なわずに保存が出来ることです。賞味期限の表示を見ると、非常に長い期間の保存が可能である事が分かります。
しかし、この賞味期限は鵜呑みにしてはいけません。ここに書かれている賞味期限は、マイナス18度で保存した場合の賞味期限を表示しています。家庭用冷凍庫ではマイナス18度での保存は不可能なので、賞味期限は3ヶ月くらいを目安としてください。余り長期に渡ると味や品質は損なわれています。
例えば、ミックスベジタブルをマイナス18度以下で保存した場合、半年経ってもビタミンはほとんどそのままです。しかしマイナス1度で保存すると、マイナス18度の時と同様に凍って入るのですが、ビタミンの9割以上が1ヶ月ほどで失われてしまうのです。
また、長期に渡って冷凍していた冷凍食品の表面に霜がついていることがありますが、これは食品の内部が一度解凍した証拠です。このため、霜のついている冷凍食品は食べない方がいいでしょう。