落花生の殻のむき方、むいた殻の再利用先

落花生の殻のむき方、むいた殻の再利用先

市販の「バタピー」などは裸の落花生に味付けをしたものですが、殻むきはどうやっているのでしょうか。

この殻むき作業は完全に機械化されています。まず、殻のついた落花生は大型脱皮機に入れられます。この機械には大きな木製の羽がついており、これが回転する事によって殻は割れていきます。そして割れた殻は羽の風圧で外に飛ばされて行き、機械の中には渋皮のついた豆が残ります。

続いて、渋皮の就いた豆は選別機で大きさを分けられた跡、お湯につける方法か、ロースターで炒る方法のいずれかを使って、皮を取れやすくし、それから脱皮機に入れられて皮を取り除いています。

これらの一連の流れで排出された殻や渋皮は、家畜の飼料として使われます。