なぜ?バウムクーヘンの真ん中に穴が開いている理由
バウムクーヘンはドイツのお菓子です。木の年輪に似ているお菓子として日本でも親しまれている御菓子ですが、その見た目の通り「バウムクーヘン」とは「木のお菓子」という意味です。バウムクーヘンの真ん中に穴が空いていることを不思議に思った人もいることでしょうが、これは経費削減のために真ん中を空洞にしているわけではなく、きちんとした理由があります。
これはバウムクーヘンの作り方に秘密があります。バウムクーヘンは、棒に薄いカステラのような生地を何重にも巻いて作っていきます。巻いては焼き、さらに巻き付けて焼き、という工程を繰り返して、あの木の年輪のようになるのです。そして何重にも巻き付けて出来あがると、最後の仕上げに巻き付けていた棒を抜きます。
こうして真ん中に穴が出来るのです。