日本で一番虫を食べるのは長野県民
日本では昔、虫が普通に食べられていました。特にイナゴなどは貴重なタンパク源だったのです。
日本人はもともと虫を好んで食べており、大正時代の調査では41の都道府県で虫が食べられていました。そして食べられていた虫は55種類にも及びました。
中でも最も虫を食べていたのは長野県です。大正時代の調べでは17種類もの昆虫を食べていました。長野県では今でも昆虫が食べられており、スズメバチの子やザザムシ、サワガニ、ゲンゴロウ、イモリ、コオロギなどを好んで食べています。
カイコのサナギも佃煮や唐揚げとして売られており、ハチの子が缶詰になったりします。昭和30年代には蝉の幼虫の缶詰が年鑑3000〜10000個も生産されていたのですから、長野県民の虫好きには驚きます。