考え込むときに腕組みをする理由

考え込むときに腕組みをする理由

人間は何かしら考え事をする時には、ついつい腕組みをして考え事をしているものです。無意識にしていることがほとんどですが、なぜこうも腕を組むと言う動作をするのでしょうか。 

腕を組むと、自分の胸元をかばうようなポーズになります。これは一種の防御姿勢で、体でも重要な臓器である心臓をかばうポーズなのです。このように大切な部位をかばうポーズをとることで安心感を得て、それが周囲の雑音を忘れさせ、考えることに集中する精神状態を作るのです。

ただし、腕を組んだ姿勢は他人に威圧感を与える姿勢でもあるため、対人マナーとしてはNGです。相手の事を真剣に考えて腕組みをしたとしても、相手は「相談されて迷惑しているのではないか」と勘繰ることもあります。