なぜ?同じ名前の神社が全国に数多くある理由
日本全国には8万社という数の神社があり、この中には同名の神社がたくさんあります。
最も多いのは八幡神社あるいは八幡宮と呼ばれる神社で、約8800社があります。これは全体の11%にも当たる数です。2位は天満宮や天神社であり約4300社、3位は伊勢信仰の神明社などであり約4200社、4位は熊野神社と諏訪神社であり、約2600社となっています。
八幡宮の期限は宇佐八幡宮であり、平安時代に平安京の守護として石清水八幡宮に分社され、鎌倉時代になると鶴岡八幡宮に分社されて幕府の守護神、源氏の氏神として全国に広まりました。
天満宮の中心となるのは北野天満宮や太宰府天満宮です。ご祭神は菅原道真であり、西日本の道真ゆかりの場所を中心に広まっていきました。