公衆電話に鏡がついている理由
最近は携帯電話が普及したため、公衆電話ボックスを見かけることが少なくなりましたが、携帯電話がそれほど普及していない頃には、公衆電話は人々の生活に密着していたものです。
公衆電話ボックスの上には鏡がありますが、これはどういったわけでつけられていたのでしょうか。これは利用者が身だしなみを整えるためにつけられているのではなく、後ろを確認するためにつけられています。つまり、公衆電話で長電話をしている人が、次に利用するために待機している人の存在に気づくことが出来るように設置されたものです。
携帯電話がまだ普及していなかった頃、公衆電話で長電話をして次の利用者に気づかないことでトラブルが起こることもあったため、公衆電話には鏡が設置されることとなったのでした。