レイバンサングラスのティアドロップ型が逆三角形の理由
男性から絶大な支持を得ているレイバンのサングラスですが、このサングラスは連合軍最高司令官のマッカーサーも愛用していたことで日本でも有名になりました。レイバンの特徴といえば逆三角形のレンズであり、これを「ティアドロップ型」といいます。これが生まれたのには戦争と深い関係があります。
レイバンを開発したのはアメリカのボシュロム・オプティカル社ですが、1923年、同社はアメリカ航空隊のジョン・マクレディ中尉から、パイロット用サングラスの製作を依頼されました。ボシュロム社では6年もの製作期間を費やしてサングラスを開発しました。ティアドロップ型のサングラスは、飛行中のパイロットが視野を確保しやすいように配慮した結果、逆三角形となったのでした。
ちなみに、日本を空襲したB-29のパイロットたちはティアドロップ型のサングラスをかけていたといいますから、このサングラスが日本でも流行しているのは何とも皮肉な話ですね。