昼寝の効果的な時間は15分程度
人間が非常に眠気を感じる時間帯というのは、一日の内で二回あります。それは、午前2〜4時、そして午後1〜4時の間です。これは生理現象ですから、仕方のないことですが、夜中は寝るからいいとして、午後1〜4時というまだ仕事中の時間帯に眠気に襲われると言うのは厄介なことです。とくにこの時間帯は昼食後です。人間は食事をしたあと、消火のために血液が普段よりも多く消化器官に流れていきます。そのため脳を流れる血液の絶対量が減少し、より眠気に襲われてしまいます。
これを防いでくれるのが昼寝です。12〜13時が昼休みということが多いでしょうが、食事の後に15分くらい昼寝をとることで、午後の眠気に襲われにくくなり、事故や作業ミスを格段に減らすことが出来ます。また、ちょっとの昼寝を摂ることで脈拍が下がり、リラックスできるという効果もあります。
ただし、寝過ぎると脳の活動レベルを下げてしまいます。昼寝は大いに利益のあるものですが20分以上の寝るのは避けましょう。