蒸し暑い熱帯夜に涼しく快適に寝る方法

蒸し暑い熱帯夜に涼しく快適に寝る方法

熱帯夜の厚さに耐えきれず、パンツ一丁で寝る人は少なくないでしょう。しかし、これは却って寝苦しくなると言う事を知っている人はあまりいません。

薄い綿布団をかけることを条件として、パジャマを着て寝た場合とパンツ一丁で寝た場合、綿布団の中の温度はどうなるかを実験したデータをみると、パンツ一丁が寝苦しくなる理由が良く分かります。

データによると、パジャマを着た場合では、何分たっても布団の中の温度が34度で安定していました。一方パンツ一丁の場合には、15分後あたりから布団の温度が上がり始め、一時間後には36度になったのです。

これは、布団綿には湿潤熱があることによります。湿潤熱というのは、水分を吸い取って熱を発散する性質のことで、パンツ一丁で寝ると身体の汗は布団綿に吸い取られ、大量の湿潤熱を生むことになるのです。反面、パジャマを着ていれば汗はパジャマに吸収されるため、湿潤熱の発生を抑えることが出来るのです。