放送衛星が故障した場合の受信料

放送衛星が故障した場合の受信料

各家庭の屋根、あるいはマンションのベランダを見れば分かりますが、NHKの衛星放送を受信している家庭は多い物です。しかし、万が一放送衛星が故障したり、墜落したりすれば受信料はどうなるのでしょうか?現代のロケット技術では人工衛星の打ち上げに失敗する事もある状況ですから、今は順調に軌道に乗っている放送衛星も故障や墜落をしても不思議ではありません。

この問題に対処するために、日本放送協会放送受信機約第十三条には「衛星系によるテレビジョン放送を、月のうち半分以上行う事が出来なかった時は、その月の衛星受信料を徴収しない」ということが明記されています。

「半分以上放送できなければ」というのは少しケチな設定にも感じますが、放送衛星が故障や墜落をした場合にはこのような対処が取られるのです。