なぜゲートボールは老人のスポーツなのか?
ゲートボールは老人のスポーツとしてのイメージが強い物ですが、元々は子供の情操教育のために考案されたスポーツです。考案者は旭川市の鈴木栄治さんで、昭和22年、戦後の物資不足の時代に、場所もとらず、用具も少なく済むスポーツとしてゲートボールを考案したのでした。
ゲートボールの原形になったのは、13世紀にフランスで始まったクロッケーという競技です。鈴木さんもかつてクロッケーを楽しんだ一人だったため、これにヒントを得てゲートボールを考案したのでした。
もとは子供のためのスポーツでしたが、激しい運動を伴わず、団体で楽しめる競技だったので、老人の間で広く行われるようになりました。これがゲートボールが老人のスポーツとなった理由です。