相撲の土俵の作り方
力士が試合をする場所となる土俵は、非常に頑丈な作りとなっています。それもそのはず、体の大きな力士たちが土俵で大暴れするのですから、頑丈でなければすぐに崩れてしまうでしょう。
しかし、土俵の材料となっているのは土だけです。あの土俵を作るのに、10トントラック4台分もの土が使われています。
土俵の硬さは「土俵上で力士が四股をふんでも足跡がつかない硬さ」と決められています。その硬さを実現するために活躍するのは、なんとビール瓶です。「タコ」や「タタキ」といった道具で固めて形をつくった土俵を、仕上げにビール瓶でたたいたり、転がしたりして作り上げるのです。
俵を作る時にも、ビール瓶で俵を叩いて形を整えるので、ビール瓶は土俵づくりには欠かせない物なのです。