卓球のラケットの大きさはルール上規定なし

卓球のラケットの大きさはルール上規定なし

卓球は1890年代のイギリスで生まれた競技です。もともとはシャンパンの栓であるコルクを丸く削ったものをボールとして、葉巻きの箱のふたで打ち合いました。

最初がこのような形だったために、今日に至るまでラケットに規定が生まれることがありませんでした。テニスラケットのように大きなものや、子羊の皮を張ったもの等いろいろなラケットが登場し、進化しながら現在の木製のラケットへ進化しました。

公式ルールの規定は「ラケット本体が平坦であり、固い木製(85%以上が天然の木)とする」と簡単にきめられているほか、こまごまとした規定はありません。これさえ守られていれば、例え扉のように大きなラケットを使おうとも、携帯電話くらいのちいさなラケットを使おうとも、それは個人の自由となります。