世界一長い川はミシシッピ川でなくナイル川
「世界一長い川はミシシッピ川である」というのが30〜40年くらい前の常識でした。ミシシッピ川は6530キロであり、そして2位がナイル川の5760キロでした。しかし、今では1位がナイル川であり、ミシシッピ川は3780キロにまで縮んで、世界第15位にまでランクダウンしているのです。これはどういうことでしょうか?
これは、1970年代に川の範囲を定める基準が変わったことによります。ミシシッピ川をアメリカが主張する範囲で測り直した結果、大きく縮んでしまったのです。
このように、今では常識であったことが規定の変更によって大きく変わることがあるのです。知識は常に新鮮なものを取り入れていきたいものですね。