イスラム教徒の断食方法
イスラム教の教えでは、イスラム教徒は1年のうち1ヶ月は断食をしなければならないとされています。断食を行うのは太陰暦の9月であり、新月の夜から次の新月がでるまでの約30日間、断食をするといいます。しかし、普通ならば30日間も断食すれば死んでしまいます。いったいどうなっているのでしょうか?
実は、断食の月でも、日没から夜明けまでは食事をすることが可能なのです。昼間は当然食事をできませんが、午後になれば皆食事作りを始め、日没を知らせる空砲がなると、皆一斉に食事に入ります。
また、断食の月は知人等を招いて豪華な食事をすることとなっており、日没、深夜、夜明け前と3回きっちり摂るので、断食月の食費は普段の3倍にもなるそうです。