骨壺の大きさは東日本と西日本で違う
東日本と西日本では、習慣やしきたりに様々な違いがあるものです。それは骨壺の大きさにも表れています。東日本の骨壺は30センチくらいであるのに対し、西日本の骨壺は15センチくらいで、半分ほどの大きさしかないのです。
これは骨のあつめかたに違いがあるからです。東日本では頭、腕、腰、足などすべての骨を拾っていきます。そして小さな骨も骨壺に入れて、最後に喉仏を入れて終ります。これに対して西日本では、小さな骨までは拾わず、主要な骨だけを骨壺に入れて、最後に喉仏を納めて終るのです。
このように、東日本に比べて、西日本では集める骨が少なくなるので、骨壺の大きさも半分程度で良くなったのです。