なぜ?レタスやキャベツが緑黄色野菜ではない理由

なぜ?レタスやキャベツが緑黄色野菜ではない理由

野菜を区別する際には、緑黄色野菜と、白色野菜との二種類に分けるようになっています。しかしこれがなかなかややこしいものです。

なぜならば、レタスやキャベツは、色だけ見れば間違いなく緑黄色の野菜であるにもかかわらず、栄養の上では緑黄色野菜ではないのです。緑黄色野菜と白色野菜は色の上のみの区別ではなく、その野菜に含まれているカロチンの量によって決まります。カロチンは体内に入るとビタミンAに変わる色素のことですが、このカロチンが野菜100グラムあたり600マイクログラム以上含まれている場合には、その野菜を緑黄色野菜といい、カロチンの含有量がそれ以下であれば、白色野菜とするように、明確に区別がされています。