社内預金は会社が倒産した場合、とうなる?

社内預金は会社が倒産した場合、とうなる?

給料の一部を会社に貯めていく「社内預金」ですが、貯蓄が苦手な人で利用している人は多いことと思います。しかし、この社内預金には注意が必要な場合があります。それは、会社の経営が危なくなった時です。

民法では、会社が倒産した場合にも、社員の給料に対しては先取特権を認めているため、他の債権者に優先して給料を支払ってもらう事が出来ます。しかし、社内預金には先取特権が認められていないのです。つまり、いくらこつこつと社内預金をしていても、会社が倒産すると、その社内預金は1円ももらえないこともあるのです。

もし会社の経営状態がおかしいと感じた時には、まず社内預金を下ろしておいた方が安全と言えるでしょう。