雨が降ると本当に地面は固くなるのか

雨が降ると本当に地面は固くなるのか

「雨降って地固まる」という言葉があります。その意味は「喧嘩していたもの同士が仲直りをして、以前にも増して仲良くなる」ということです。しかし、雨が降ると地面はドロドロにぬかるむものです。はたして「雨が降って地が固まる」などという事はあり得るのでしょうか。

これは実際にある話です。土の表面を見るとたしかに雨によってドロドロになっているものの、地面全体でみるとたしかに固くなっているのです。それは、地面は様々な大きさの石や砂、粘度などがありますが、これらの微粒子の間にはわずかな隙間が空いています。雨によって水分が沁み込むことで隙間が埋められることによって「雨降って地固まる」ということになるのです。