星はたくさんあるのに夜が暗い理由

星はたくさんあるのに夜が暗い理由

夜が暗いのはなぜかと言うと、地球の自転によって太陽の反対側にきて、太陽光が当たらなくなるためです。しかし、星は光っていますよね。宇宙には1000億個の銀河があり、その銀河1個辺りにこれまた1000億個の星があります。宇宙には無限の星があるとも言えます。

こんなにたくさんの星があるのに、なんで夜は暗いのかという疑問がありませんか?

この疑問は最初、オルバースというドイツの天文学者が抱いた疑問でした。オルバースは「宇宙には1000万個くらいしか星がないから、夜でも明るく照らすことが出来ないのだ」と考えました。しかし、実際に宇宙にはオルバースが考えた1000兆倍もの星が存在します。これでもなお暗いのは不思議なものです。

宇宙の広さは固定されたものではありません。宇宙は驚くべき速さで膨張し続けているのです。このため、1000万×1000兆個の星で照らしたとしても、宇宙全体を明るく照らすことは不可能なのです。