世界遺産の富士山は噴火を繰り返して日本一になった

世界遺産の富士山は噴火を繰り返して日本一になった

2013年、世界遺産に登録された富士山ですが、この富士山、実は三代目であると言う事はあまり知られていないことです。

初代の富士山は70万年ほどまえに噴火して出来たものです。名称は「小御岳」といいます。標高は2500mくらいで、現在の小御岳神社の辺りが山頂でした。

二代目は8万年前に誕生しています。初代の南側が噴火してできた古富士が、初代の上に覆いかぶさるようにして2700mまで山頂を伸ばしたのでした。現在の富士山の5合目にあたります。

そして三代目が今の富士山です。一万数千年前に、二代目富士山の山頂付近で起こった噴火によって、初代も二代目もまとめて覆うように隠してしまい、今の姿になったのが三代目富士山です。