山の高さ(標高)はどこを基準にして計測する?

山の高さ(標高)はどこを基準にして計測する?

山の標高は「海抜」という言葉を用いて表示されます。海面からの高さを測っているため海抜という言い方がされるわけですが、日本では東京湾の平均海面の高さを0メートルとして標高を測定しています。しかしここで疑問が起こります。海には潮の干満があるうえ、波があるため一定ではないのです。どのようにして正確に測っているのでしょうか。

これは国会議事堂の横の公園に「水準原点」を設けてその地点の標高を24.2140メートルとした上で定めているのです。つまり水準原点は東京湾の平均海面から24,4140メートル地点にあるということです。

この水準原点を基準にして、山の高さなどの標高を測定しているのです。