ガラスの人工骨は自然の骨より強度がある
骨折した際には、折れた骨を金属でつなぎ合わせてギプスで固定します。単純な骨折ではこの方法で繋がりますが、複雑骨折や病気で骨を切除した場合にはこの方法は使えません。このような時にはガラスを使います。
自然の骨と一体になるガラスを「生活活性セラミックス」といいます。現在ではアパタイトという物質を使った結晶化ガラスも発明され、脊椎や椎間板の代わりに使われています。結晶化ガラスで作られた人工骨は、自然の骨より強度があるという素晴らしい物です。
このガラスは医療に広く取り入れられており、功績は非常に大きいと言えるでしょう。今まで多くの患者に移植され、たくさんの人の骨となって支えているのです。