貧乏ゆすりの原因〜貧乏ゆすりをしている時の心理
いらいらした時、不安に感じた時、焦った時というのは、無意識のうちに足をゆする「貧乏ゆすり」をしてしまうものです。
貧乏ゆすりは精神的な緊張を和らげる効果があります。体の一部を小刻みにゆすることによって、これが小さな刺激となって中枢神経を通り、脳神経に達するのです。一定のリズムをもった小さな刺激には緊張を和らげる効果があるのです。それでは、この小さな動きをするのが手や顔ではではなく、なぜあえて足なのでしょうか。
これは単に「足がもっとも目立たないから」というのが理由です。たとえば眉間にしわを寄せたり、唇をかみしめたり、目を強く瞑ることで不安や焦燥感を表に出す人もいますが、これでは他人に悟られてしまいます。他人の目が気になる職種の人はまず無理でしょう。なるべく目立たずに緊張をほぐすために、足が使われるようになったのです。