近眼が進行すると失明するのか?
視力は、0.5、0.1とどんどん低下して行くと、0.01などの視力になってしまう人も少なくありません。このように近眼がどんどん進行していくと、いつかは失明してしまうような気がしますが、実際にはどうなのでしょうか。
近眼が進行しても、失明してしまう事はありません。近眼というのは、レンズの役割を果たしている眼球の前後径が長くなることによって、ピントが合わなくなることによって、遠くのものが見えなくなるのです。 これに対して、失明は眼球を通して映像が眼底に映ることが出来ない状態、すなわち眼底が損傷しておりうまく機能しない状態を指します。
近眼は遠くのものがうまく見えないとはいえ、眼底は正常に機能しているため、失明すると言う事はないのです。