ABO式血液型〜なぜC型がないのか?
血液型にはA型、B型、O型、AB型の4種類があります。ここで、誰でも抱いたことのある疑問がわき起こってきます。つまり「A型、B型、C型じゃなくて、なんでO型?」という疑問です。
実は、最初はA型、B型、C型と分けられていました。A抗体をもつものはA型、B抗体を持つものはB型とし、どちらの抗体も持たないものをC型としていましたが、研究が進むとA抗体とB抗体のどちらも持つものが発見されAB型と命名されました。
そして、どちらも持っていないという理由からC型から0(ゼロ)型に改められました。これがいつしかO(オー)型に変化してしまいました。これがいつ、どういった経緯で変化してしまったのかは不明です。