なぜ?大学の授業が一科目4単位の理由
日本の大学制度は、アメリカの大学制度を見本にしてつくられたものです。これは単位についても同じです。日本の大学では、一つの科目につき四単位がもらえますが、これもアメリカに倣っています。
この四単位の根拠は、授業の予習をすることに二単位、授業を受ける事に一単位、授業の復習をすることに一単位で、合計四単位を与えることを定めたものでした。つまりこの定めをきっちりと守って学習するならば、授業が90分ですから、予習は3時間、復習に90分の学習をしなければならないと言う事です。
今や大学はレジャー化しています。四年間遊ぶために大学に通っているような生徒が多い中で、この四単位をきっちりと努める生徒は少ないでしょうが、本来は以上のような意味で四単位が与えられているのです。