アメダスの正式名称は地域気象観測システム
天気予報番組を見ていると、「アメダスによりますと・・・」といって気象予報士が降水確率を予測する場面がありますが、このアメダスを気象衛星と勘違いしたり、「雨が降り出す」「雨が降るかどうか予測を出す」などという意味にも聞こえます。
しかしこれはたまたま語呂があってしまっただけです。アメダスはAutomated Meteorological Data Acquisition Systemを略してAMeDASとしたのです。ですから、日本語の雨とは、名前の上では何ら関係がないのです。正式名称は地域気象観測システムです。
アメダスの実力は素晴らしく、無人観測所から電話回線を通じて10分ごとに観測結果を送ってくるのですが、雨で17km四方ごと、風邪や気温、風向き、風速などは24km蘇峰に1か所という密度の濃さで正確に出すことが出来ます。