登山で遭難した時の捜索費用(救助費用)
登山家たちは冬にも登山をします。しかし、冬山登山をした登山家が遭難をするという事故はよく起きています。この時、当然遭難救助隊が出動して、遭難した登山家を捜索します。これは遭難のみではなく、山で怪我をして動けなくなったり、山で死亡した場合の遺体捜索の場合にも出動します。
では、遭難者を探すのにどれくらいの費用がかかるのでしょうか。基本的に遭難者を救うのは警察の仕事です。警察の出動のみで救助することができれば、お金は全くかかりません。
しかし冬山での遭難は登山家が命を落とす確率が高いため、事態は一刻の猶予を争います。そして警察の人員は限られています。ほとんどの場合は警察の力だけではなく、民間の救助隊の協力のもとに捜索が行われます。
民間の協力を仰いだ場合には当然お金がかかります。例えば、ヘリコプターの1回の出動には50〜100万円のお金がかかります。救助隊の隊員の日当は夏山で3万円、冬山で10万円が相場であり、このほか交通費や宿泊費、食費などがかかります。結局数日の捜索で500万円くらいかかるようです。