アメリカで公開されない宮崎駿作品「天空の城ラピュタ」
日本が誇るアニメ作家の宮崎駿ですが、「千と千尋の神隠し」がアカデミー賞を受賞してからというもの、アメリカでも人気を博しました。「千と千尋の神隠し」以前の作品も次々と劇場公開されたり、ビデオが発売されたりと、注目度はかなりの高さです。
色々な作品が続々と公開される中、唯一「天空の城ラピュタ」だけはある理由でどうしても公開する事が出来ません。このアニメは「ガリバー旅行記ラピュタ」をもとにして作られています。そしてラピュタとはスペイン語で「La puta(ラプータ)」であり、なんと「淫売」という意味があるのです。ガリバー旅行記の作者スウィフトは風刺作品としてガリバー旅行記を書いていたのでこんなネーミングになったのです。
アメリカには中南米からの移民も多いため、ラピュタという名前では公開する事ができません。「Castle in the sky」という名前で公開しようという予定もありましたが、本編中でもLaputaの文字が出てくるため、公開されていません。