白ワイン用グラスと赤ワイン用グラスの大きさが違う理由

パーティなどでフルコースを食べる時には、ナイフやフォークの他にも、シャンパン用のグラス、白ワイン用グラス、赤ワイン用グラスなどが置かれています。ここで気づくのが、白ワイン用のグラスと赤ワイン用のグラスの大きさが違うことです。白ワイン用グラスに比べて、赤ワイン用グラスは大きめに作られています。

これにはれっきとしたわけがあります。白ワインの適温は低く、辛口ならば８〜１３度であり、甘口ならば５〜８度がおいしいとされています。レストランでは冷やしたものを提供して美味しく飲んでもらうために、白ワイン用グラスはぬるくなる前に飲みきれるように小さめの作りになっているのです。

逆に、赤ワインは常温で飲んだ方が美味しいためサービス係も温度を気にして何度も注ぎ直す必要がないため、大きめのグラスになっているのです。