中国人が漢字を忘れた時の対処法
パソコンやワープロ、あるいは携帯電話が普及した昨今、手書きで文字を書くと言う事が減りました。完全になくなったわけではありませんが、これらの機器が普及するより以前と比べれば確実に減ったことでしょう。そのことから、とっさに漢字を書こうとしても、ド忘れをしてしまって思い出せないことがあるでしょう。
そんなとき、私たち日本人はひらがなで書けば、ちょっと恥ずかしいですが意味を伝える事は出来ます。でも、漢字しか用いない中国人は、漢字をド忘れした時どうしているのでしょうか?
中国人たちはこんなとき3種類の対応をします。一つは、その漢字の音をローマ字で表記すると言うもの。たとえば「女」という漢字が思い出せない時には、その音に当たるローマ字「NIU」と表記しておくと言う方法です。二つ目は同音の別の漢字を書いておくと言うもの。つまり当て字です。三つ目は他の言葉を考えると言うものです。日本人でもこの方法は使いますね。例えば「喫煙」という漢字が思い出せなければ「たばこを吸う」といい変えるようなものです。
以上が漢字国家中国のド忘れ対処法なのです。