うるう年の計算方法〜うるう年は400年間に97回

うるう年の計算方法〜うるう年は400年間に97回

通常2月は28日までしかありませんが、4年に1回、29日まであります。「うるう年」です。では400年間に何回のうるう年があるのでしょうか?

多くの人が「4年に1回だから100回だろう」と思うでしょうが、それは違います。うるう年には例外があるからです。その例外とは、西暦年数が100で割り切れる年は2月28日までとなり、そのまた例外として西暦年数が400で割り切れる年はうるう年になるとされているからです。

なぜこんなにややこしいうるう年というものがあるのかと言うと、もともとうるう年は、地球の公転周期と暦を一致させるために設けられたからです。一年は365日であるにも関わらず、正確に公転周期を確認すると、365.2422日なのです。4年で約一日のズレが生じます。これを調整するためにうるう年が存在するのです。しかしこれでも完璧な調整ではないため、微調整をするために例外も設けられているのです。