セーラー服の発症と起源
女子学生の制服といえばセーラー服です。セーラーというのは水夫を表しますが、その名の通り、もとはイギリス海軍の水兵の制服でした。
セーラー服にはセーラーカラーという大きな衿が就いており、この服の最大の特徴となっていますが、あのように大きな衿になったことには理由があります。
水兵たちは航海に出ると長い間を船で過ごすことになります。当然髪が伸びてきますが、水兵たちはこれを縛って後ろに垂らしていました。船の上では入浴や洗髪はたまにしか出来ないため、不潔な髪が制服につくようになりました。これを嫌った水兵たちは初めはスカーフを巻くようにしましたが、毎日スカーフを巻くのが面倒だったため、のちには大きな衿をつけるようになったのです。