防弾ガラスの材質と強度〜防弾ガラスの作り方
普通のガラスに銃弾が当たると脆く割れてしまいますが、防弾ガラスはなぜ銃弾が当たっても、銃弾を貫通させることがないのでしょうか。
防弾ガラスは、板ガラスとポリビニールプチラールを合わせて作っています。ポリビニールプチラールというのは頑丈なビニールのようなものです。板ガラスを何枚か合わせていき、その中間にポリビニールチラールを挟み込むことで防弾ガラスが完成します。
防弾効果は、非常に優れています。最も薄い物で31.1ミリの防弾ガラスですが、この防弾ガラスに対して、5メートル離れた距離から38口径オートマチックを発射したとします。弾丸の速さは秒速384メートルにもなりますが、この弾丸が当たっても貫通する事はありません。