なぜ?駐車違反取締りのチョークがなかなか消えない理由
駐車違反をすると、取り締まり用のチョークが用いられますが、このチョークは学校授業で黒板に使うチョークとは違い、水にも摩擦にもつよく、なかなか色が落ちません。なぜならば、このチョークは「マーキングチョーク」と呼ばれるチョークであり、見た目はただのチョークですが、実際にはチョークというよりは油性のクレヨンに近いものなのです。もともと工業用材木に印をつけるために使われていたものが、1950年代になって交通事故の現場検証に使われるようになったのです。
これは油性で汚れとしては非常にしつこいものなので、もしタイヤなどについた場合は、ベンジンか市販の油落としを使う必要があります。水洗いでは落ちないのです。