なぜ？ミツバチの巣穴が六角形の理由

ハチの巣の中で、六角形の巣を作るのはスズメバチ、ミツバチ、アシナガバチなどです。芸術的なまでに見事に整列した正六角形の集合体をつくるのですが、なぜ正六角形になるのでしょうか。

正六角形になった理由は、それが最も無駄のない形だからです。もし穴が丸であったならば隙間が空いてしまいますし、もし三角や四角であったならば、隙間はなくなるでしょうが、出入りがたいへんしにくくなります。隙間なく並ぶことが出来、なおかつ出入りもしやすい形にしたところ、正六角形が最も良かったのだと思われます。

ちなみに、あの穴の作り方は、最初に丸い穴をつくると、その穴の中に蜂が入り、壁に体をぶつけながら正六角形の形を作っています。