カタツムリは殻と一緒に成長する

カタツムリは殻と一緒に成長する

カタツムリとナメクジを混同している人がいますが、この両者は全くの別物です。カタツムリの殻をとった姿がナメクジなのではなく、カタツムリは殻も含めて体の一部なのです。

カタツムリは赤ちゃんでも殻を持っています。卵の中で細胞分裂する時から持っており、成長と共に殻も大きくなっています。ヤドカリのように体に合わせて殻を変えて行くのではないのです。

カタツムリの殻はカルシウムを主成分としており、成長するにつれて強度を増して行きます。強度を増した殻は、カタツムリの内臓を守る働きをします。順調に成長を続けると、カタツムリの殻は口がラッパ状に反り返ります。このようになると、カタツムリが大人になった証拠です。