前人未到の地への登頂や到達の証明方法
世界最高峰の山は、標高8848メートルを誇るエベレストですが、ここに人類が初めて登頂したのは1953年のことです。しかし疑問なのは、「最高峰」とか「極地点」といった前人未踏の場所を制覇したなどという記録はどのようにして照明されているのでしょうか。
びっくりな事実ですが、これは自己申告なのです。登頂の記録を認定する団体はないため公式に記録を認定することが行われていないのです。当然、認定員の制度もなく、第三者が随伴して記録を証明すると言う事もありません。第一、だれか証明する人がついて行ったのでは「単独登頂」などという概念が成立しなくなってしまいます。
ゆえに、登頂成功というのは本人の自己申告を信じるほかないのです。